第1回例会

当サイト管理人と地元のゲーム仲間の発案で立ち上げたオープン・コンベンションだが、最大7名の参加があった。友達を2人連れてくる予定の方が、急な身内の不幸で参加できなかったのが残念だったが、各地から多数の問い合わせをいただき、勇気づけられた。


では、早速報告を。会場となったのは、群馬県大泉町の町民文化施設「文化むら」の第3研修室。3人掛けのテーブルが12台あるので、10〜20人くらいまでのゲーマー収容キャパがある。


当日プレイされたゲームは、

『帝国の興亡(SPI/HJ)』
『太平記(翔企画/GJ)』
『I am SPARTACUS!(XTR)』
『ガンダム戦史(ツクダ)』
『JUNTA(WE/HJ)』


でした。まず人数が集まるまで、4人でプレイ。シナリオは、モンゴルの登場とペストの襲来が熱い「東方の崩壊 A.D.1200〜」。本日、『I am SPARTACUS!のプレイを約束している管理人は、いつでも抜けられるようにビザンツ帝国を選択。ZEN君はドイツ(神聖ローマ帝国)、偏食君はフランス、遠路茨城から来てくださった渡辺さんはイギリスでスタート。それやこれやの間に、栗原さんと発起人の1人en-chanが到着し、『太平記』をスタート。公家方を率いていたen-chanが優勢に戦いを進めていた模様。


画面左手では『帝国の興亡』。右手では『太平記』がプレイされている。立ち上がっているのは、今はなき足利シミュレーション研究会の元会長さん。

『帝国の興亡』を抜けた管理人と、en-chanでスパルタクスをプレイ。管理人がローマ軍、en-chanが奴隷軍。選択ルールは全て使用。前半でシチリア島を除く南イタリアを押さえた奴隷軍との正面決戦を避け、10ターンの増援が到着するまでゲリラ的に鎮圧を繰り返すローマ軍。増援到着でローマ攻略をあきらめた奴隷軍は、北方に逃れていたローマ4個軍団を追って本隊を移動。ローマ軍をほぼ壊滅まで追い込むも、スパルタクスが戦死して投了。シンプルなシステムとコンポーネントからは想像もつかないほど、とれるオプションは多様で、ゲーム的にも非常に面白かった。今回はルール確認とシステム検証だったが、次回対戦内容は、ぜひこちらのリプレイ記事にしたい。


プレイされること自体、かなりレアな本家コマンドの傑作古代戦ゲーム『I am SPARTACUS!』


 ちょうどスパルタクスが終わった頃、「帝国〜」も煮詰まった感じ。モンゴルの襲来は比較的早期に収束し、着実に領有主張を広げていったイギリスが勝利したとのこと。ここでいったん昼食を挟んで、午後はガンダム戦史をプレイ。「ジオン軍統合参謀本部」のリプレイを読んで、ガンヒスがやりたくなったという渡辺さんの提案で、ZEN、偏食君を交えてのバトルロイヤル。
 チュートリアルにもなり、かといってワンショットで終わらない時代というと、やはりグリプス戦争の量産機と言うことに決まる。管理人がハイザック、ZENがリック・ディアス、偏食がマラサイ、渡辺さんがガリバルディβで、地上戦開始。4すくみのにらみ合いから、建物の上に登ったガリバルディがハイザックとリック・ディアスを補足。命中弾が期待できるリック・ディアスに放ったビームライフルが、側面から腹部を貫通し、いきなり爆散。マラサイは建物の陰に隠れまくっての待ちプレイだったので、ガリバルディにねらいをしぼったハイザックは、格闘―キック選択などで煙に巻きつつ、背後からマシンガンの3連打。ザクマシンガン!?ということで一瞬厭な予感がしまくったが、いちおう「改」なので、なんとか4程度の装甲を貫くことができたのが幸運。マラサイまでは距離があったので、ここで投了。残り時間は、久しぶりに多人数でのマルチゲームをしようと言うことで、『JUNTA』をプレイ。



 5ゲームターン間に、クーデターが3度も起こる荒れまくったプレイだったが、トップは初代大統領として蓄財に励みまくった栗原さんが獲得。2位は2代目大統領として、なんの統率力も発揮できぬままJUNTAを大混乱に陥れた偏食君が、やらずブッタクリの国庫まるがかえトンズラの術ですべりこみ。
 
最初のクーデターは、大統領についた空軍司令官(管理人)、第3旅団・海軍提督(偏食)が、陸海空の立体的攻撃で、反逆者どもを撃退。この混乱に、空軍司令官は首相の栗原氏を恫喝して、3軍の長たる「統合参謀本部議長」の地位を手に入れる。
 
2回目のクーデターは、陸軍3個旅団と海軍の反逆を見てもなお、最後まで大統領支持の姿勢を堅持していた統合参謀本部議長(管理人)が、大統領官邸の空爆を決意した時点で、ほぼ無血クーデターが成功。しかし、オール与党の状態では、なかなかリーダーが決まらないまま、ボナパルティズムよろしく、僅差で偏食君が大統領就任。しかし、栗原内務大臣(前首相)とあまりにベッタリなその姿勢が憂国の士の反感を招き、議会工作の失敗を機に、空軍司令官(渡辺)・第1旅団長(管理人)が決起。キリスト教市民団体と中産市民層の民兵支援をバックにした政治力で、第2旅団を寝返らせるまでは絶好調だったが、旗本直参の第1旅団が、敵内務大臣の工作で逆に寝返ってしまい、クーデターは頓挫。あまりに息詰まる展開に、だれも席に座っていられず、やたらとトイレに行く回数が増えるが、残念、ここで時間切れ。


時代を感じさせるコンポーネントながら、内容は激熱!


第1回ということもあって、まだ人数こそ少な目だったが、みんな存分に楽しむことができたみたい。大成功だったかな。次回群馬コンベンションは10月27日。




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