第18回例会 |
5月10日に行われた第18回例会の模様をお伝えいたします。参加者は延べ17名。新顔さんが2名いらっしゃってたとの事と、いつもよりも狭い和室会場だったために、手狭で苦労されたようですが、逆に親密度はアップか!?いずれにしろ、北関東のゲーマーネットワークが広がってゆくのはすばらしいことです。 |
参加者:また氏、大森氏、設楽氏、岩谷氏(初参戦)、中野氏、丸山氏、先生、神村氏、金井氏、渡瀬氏、久野御大、高梨氏、渕上氏、富樫氏(初参戦)、ゼン氏、山岸氏、細井氏、えんだ の総勢18名。以前ミドルアース東京支部さんと交流した時が25人くらいだったので、「無名戦士」単体だと最大なのでは? |
遠田氏が確認できた範囲でのプレイは以下のとおり。
うーん、報告が重い。では、いつもどおり遠田氏のレポートから。 |
コマンドマガジン 第50号『北海道戦争』 ゼン氏 vs えんだ ゼン氏が最初、『A君(17才)の戦争』ヴァリアントユニット入れてやりたいと依頼してきましたが、まずはノーマルプレイがしたいという私の希望がかなった一戦。国連軍:ゼン氏、赤日軍:えんだです。 |
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米軍の果敢な反撃に、赤日軍の機械化ユニットが2ステップ損失したが、力尽きた米軍はここで餓死。5ターンに「ニセコポケット」で2ユニットを閉じ込めたところで投了となりました。今回は、2つのポケットを完成させ、藤堂大尉もエースとなりましたので(B-29撃墜成功)、とても運がよかったといえるでしょう。赤日軍の補充はこのB29の撃墜如何なのです。今回は十分な補充があったため、多少の無理をしてでもポケットを作ろうとがんばりました。それでも、国連軍の防御時航空支援はきついでね。有無を言わさず1ステップロスですから。赤日軍は補充の制限と機械化部隊がVP対象なので、終盤までやったらこれが効いてくるんでしょうね。宅の横では、大森氏 vs また氏の「北海道戦争」が行われていました。こっちは最終ターン、国連軍:大森氏の勝利だったようです。 |
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では、『A君(17)の戦争』ヴァリアントを使用した、善如寺君・大森さんの対戦レポートを。 |
「メイド・イン・北海道!!」 コマンドマガジン 第50号『北海道戦争』 (『A君(17才)の戦争』ヴァリアントユニット使用) ZEN vs 大森氏 大森氏が国連軍側、ZENが北日本軍でプレイしました。二人とも通常の『北海道戦争』をプレイした直後だっただけに、さくさくとゲームは進行しました。当初、お互いヴァリアントユニットの使用方法を勘違いしており、最初の2ターンは選択して使用しなければいけない能力をフル活用して使っていましたが 3ターン目の最初に小野寺剛士が暗殺されたところで大森氏がルールに気付き以後修正しました。 |
結構、ハチャメチャな展開を予想していましたが、意外とまとまりよかったので安心しました。 |
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続いても遠田氏の報告。 |
コマンドマガジン 第40号『日露戦争』 先生 vs えんだ日本軍:えんだ、ロシア:先生 栗原氏お得意のゲームであるが、先生は初プレイとのこと。いつもこのゲームを見ていると、山地方面が見事にシャットアウトされ、日本軍が責めあぐねることが多いように見えたので、今回は朝鮮からの大増援オプションでプレイ。これが成功を収め、戦闘ダイスにも恵まれたこともあって大突破に成功。先生の時間の都合で、途中投了となりました。ロシア陸軍が徹底的にやられていたにもかかわらず、旅順艦隊は毎ターン出撃という死に働きを強要されて、それにもかかわらず日本の輸送船を多数撃沈していました!うーん、攻撃的な教育者である。次回はぜひ日本軍をやらせてみたい。 EP/サンセット『朝鮮戦争』 神村氏 vs えんだ 前回の特別例会で神村北朝鮮軍が、かつて見たことのない大突破をしていたので、私が国連軍で臨んだ一戦。4ターンくらいで時間切れ投了 |
では、久しぶりに登場の中野さんのレポートを。ちなみに中野さん、日本でも数少ないUnpunchedの『Conquerors(SPI)』所有者です。あ、僕も。 |
市内に住んでいるにも関わらず、午前中に来たためしがない私ですが、当日もご多分に漏れず12時過ぎの会場入り(^_^; |
むむ……作戦級をやりなはれ!いや、別になんでもいいんですけどね。私も先日、久しぶりにタイタン(AH)をやらせていただきましたが、重いですね。プレイしながら、『伝説のオウガバトル』を思い出してしまいました。では、続いて久野御大の呪文にて召喚された3人の修羅による、SPIの著名南北戦争物の報告を、渡瀬君から。 |
TerribleSwiftSword(SPI) 前から話だけは聞いていた、戦術級南北戦争ビッグゲーム『TSS』がプレイされるというので、急遽参加させて頂きました。今回は初めてと言うこともあって練習用にリトル・ラウンド・トップのシナリオがプレイされました。 |
金井さんのレポも |
シナリオ:Little Round Top 北軍前衛:渡瀬さん オークションで見かけたことがあるだけで、私にとっては幻のゲーム、『Terrible Swift Sword』。今回久野さんの提案により、まずチュートリアルとしてLittle Round Topシナリオをプレイすることができた。 |
あ!思い出した!『Wahoo!』(XTR)の翻訳が止まったままだ。やらなきゃ。誰と? さて、続いては、ライセンス化が待たれる『Ukraine'43』のレポートを、渕上君と今回が初参加となる富樫さんから。 |
今回の対戦ゲームは、『Ukurina43』。2000年度のチャールズロバート賞二次大戦部門受賞ということで、名作と評判のゲームです。今回はシナリオ2のソ連の初期攻勢をプレイ。対戦相手の富樫氏とは、よくゲームをご一緒するものの、ビッグゲームの団体戦(2人対3人とか)が多く、サシでの勝負は実は二度目で、これ以前は銀河英雄伝説リップシュタット戦役(ツクダ)の、『ドーリア星域の戦い』があるだけである。そのときは、ヤン艦隊で大敗するという情けない結果に終わった私だが、江戸の仇を長崎でとばかりに、ドイツ軍で必勝を誓う。 |
僕はドイツ軍でやりましたが、攻撃の下手さを痛感しましたヨ。下は、今回初めて参加してくださった富樫氏のレポート。力作です。 |
ウクライナ'43 ソ連軍担当者(富樫)のリプレイ報告『ウクライナ'43』 (GMT)」は、ツィタデレ作戦以後のソ連軍夏季反攻作戦を題材としたSLGです。マーク・シモニッチ氏のデザインにより、既に様々なところで高い評価を得ておりますが、富樫自身はなかなかプレイする機会に恵まれず、本日ようやく対戦することが出来ました。この場を提供頂きました無名戦士の方々と、対戦を引き受けてくれた渕上氏に感謝致します。さて今回のシナリオですが、両者プレイ初回であることを考慮し「ソ連軍の初期攻勢」を選択しました。勝利条件は、ソ連軍が7ターンまでに7勝利ポイントを獲得することです(出来なければ独軍勝利)。富樫が担当するソ連軍(注:先輩権限を使用しソ連軍を選択)では、次の作戦方針を立てました。
この方針の元、ゲームは次のように推移しました。 ◆1ターン Taganrogで独軍部隊に籠城/陣地化されることを嫌ったソ連軍は、この戦闘において同志ジューコフを投入し見事攻略に成功。また、Kharkov北部及び東部の戦線突破にも成功し、Belgorod近辺の部隊をポケットとする勢いを見せた。 しかし、イジュ−ム屈曲部とSumi方面での戦闘については、共にサイ振りで1の目を出し、陣地突破は成功せず(4対1で結果はEX:本ゲームでは防御ユニットが無くならない限り、戦闘後前進できない)。戦闘回数6回の内、1の目を2回出してしまったことに、先行きの不安を覚える。 ◆2ターン 独軍はBelgorod死守より、戦力保持を優先し同所を放棄。その動きは理にかなっているとは思いつつも、VPポイント2箇所目を労せず占領できたことに若干安堵。本ターンでは、Kharkov北部、Sumi方面、Taganrog方面に攻勢をかけ成功した。特にSumi方面では陣地地帯の突破に成功し、2箇所のVPポイント地域を獲得する足掛かりを得た。 ◆3ターン 親衛突破砲兵と空軍を利用し、イジュ−ム屈曲部の陣地突破に成功するも、そこには既に第2SS装甲軍団が待ち受けていた。装甲軍団を引き付ける以外、役目果たせず。独軍は空軍をもっぱら防御支援に使用しており、Sumi方面の攻勢が進まずイライラが募る。それでも今回の攻撃によりKharkovへの接敵に成功(1へクス)。同志ジューコフが漸くKharkov方面に到着。但し鉄道移動での到着のため、本ターンは何も出来ず。 ◆4ターン 南方では第5衝撃軍と2個戦車軍団により独軍第3装甲軍団を攻撃。結果はDRで実質被害を与えられず。次に中央部で2個戦車軍と同志ジューコフを投入し、独軍第48装甲軍団を攻撃。装甲師団に2ステップと混乱を与えることに成功。またKharkov西部前面の独軍2個師団に対し、約8個狙撃兵師団で攻勢をかけるも(それでも2対1)、振って出たサイの目が1!でAR。攻勢は頓挫し、Kharkovが遠のく。 ◆5ターン マンシュタインの混乱回復により体勢を立て直した独軍第48装甲軍団を再度補足。1個戦車軍+3個狙撃兵師団及び、1個戦車軍団で攻撃を実施した。なお、この攻撃には再び同志ジューコフを投入し、結果第48装甲軍団(装甲3個師団)を壊滅させることに成功した。一時的に精神的勝利を得る。 また、ARで追い返されたKharkov西部前面にも、今回は1個戦車軍を追加投入し、退却させることに成功。戦闘後前進により、次ターンからは計2へクスよりKharkovへ攻撃可能となった。一方北部Sumi方面では、相変わらず攻撃はかけるものの膠着状態が続き、残り2ターンで同地域のVPポイント2箇所を全て奪取するのは困難な状況下となった。しかし、南方のMariupol(ここも1VPポイント)を攻略できる可能性が出たので、作戦計画にそれほどの齟齬はきたしていない。 ……といったところで、今回時間切れとなりました。現時点でのソ連軍獲得VPポイントは2点。今後の展開を富樫が考えるに、残りVPポイント2箇所を占領する可能性は75%、Kharkovを占領し、独軍の反撃に耐えうる可能性は50%といったところでしょうか。残り2ターンを残して本当に先の見えない展開であり、プレイ初回ということを割り引いても非常に楽しめたと思います(渕上氏にはまた別の感想があると思いますが‥)。なお今回のプレイにおける反省点は次の通りです。
サイの目は結局のところ、人がどうこうできるシロモノではないが、常日頃「サイの目は気合だ!」と豪語していた富樫にとって、振ったサイの中、約4回に1回の割合で「1」が出たことは非常に心外であった。先週の三連休に「ウェリントンズ・ビクトリー」をプレイした際、比較的サイの目が良かったので、その反動が出たのかもしれない。 |
参加者の皆さんからのレポートは以上です。なんか、すごく熱心でいいですねえ。さて、駒でも切るか。 |